1. 家の外の対策
1-1. 飛散防止対策
- 庭やベランダ:
- 植木鉢・プランター:
- 風で飛ばされやすい植木鉢やプランターは、室内に移動させるか、しっかりと固定しましょう。
- 重いもので押さえたり、紐で縛ったりするだけでも効果があります。
- 物干し竿・洗濯物:
- 物干し竿は取り外し、室内に保管しましょう。
- 洗濯物は強風で飛ばされないよう、室内に干すか、しっかりと固定しましょう。
- 自転車・バイク:
- 自転車やバイクは、倒れないように固定するか、壁やフェンスに寄せてロープなどで固定しましょう。
- カバーをかけることで、飛来物から守ることもできます。
- その他:
- その他、庭やベランダにある風で飛ばされやすいものは、すべて室内に移動させるか、しっかりと固定しましょう。
- 植木鉢・プランター:
- 窓ガラス:
- 飛散防止フィルム:
- 飛散防止フィルムを貼ることで、ガラスが割れた際の破片の飛散を防ぎ、怪我のリスクを軽減できます。
- 事前に貼っておくことで、暴風警報が出てから慌てる必要がありません。
- 養生テープ:
- 飛散防止フィルムがない場合は、養生テープを格子状に貼るだけでも効果があります。
- 窓ガラス全体を覆うように貼りましょう。
- シャッター・雨戸:
- シャッターや雨戸がある場合は、しっかりと閉めてロックしましょう。
- 強風から窓ガラスを守り、破損を防ぎます。
- 飛散防止フィルム:
- 屋根:
- 点検・補修:
- 屋根瓦やスレートが剥がれていないか、ひび割れがないかなど、定期的に点検を行い、必要に応じて補修しましょう。
- 剥がれた瓦やスレートは、強風で飛散し、人に怪我をさせる可能性があります。
- アンテナ:
- テレビアンテナや衛星アンテナは、しっかりと固定されているか確認しましょう。
- 倒れたり飛散したりすると、周囲に被害を与える可能性があります。
- 点検・補修:
- カーポート:
- 補強:
- カーポートの支柱や屋根を補強することで、強風による倒壊を防ぐことができます。
- 補強キットやワイヤーロープなどを活用しましょう。
- 車の移動:
- 可能であれば、車をカーポートから出して、安全な場所に移動させましょう。
- 建物や塀の近くに駐車すると、風当たりが弱くなる場合があります。
- 補強:
- その他:
- 側溝・排水溝:
- 落ち葉やゴミを取り除き、スムーズに水が流れるようにしておきましょう。
- 詰まっていると、雨水が溢れ出し、浸水被害につながる可能性があります。
- 看板・自動販売機:
- 倒壊の危険性がある場合は、所有者や管理者に連絡し、対策を依頼しましょう。
- 側溝・排水溝:
2. 家の中の対策
- 窓:
- カーテン・ブラインド:
- カーテンやブラインドを閉めることで、ガラスが割れた際の破片の飛散を防ぐことができます。
- また、強風による窓の揺れを抑える効果もあります。
- 窓辺から離れる:
- 暴風警報が発令されたら、窓辺から離れましょう。
- 万が一、窓ガラスが割れた場合でも、怪我をするリスクを軽減できます。
- カーテン・ブラインド:
- 家具:
- 転倒防止:
- 背の高い家具や家電製品は、転倒防止器具を使って壁や天井に固定しましょう。
- L字金具や突っ張り棒など、様々な種類の器具がありますので、家具の大きさや形状に合わせて選びましょう。
- ガラス製品:
- ガラス製品は、落下すると割れて危険です。
- 食器棚のガラス扉には、飛散防止フィルムを貼るか、テープを格子状に貼るなどの対策をしましょう。
- その他のガラス製品は、床に置かずに、高い場所や棚の中に収納しましょう。
- 転倒防止:
- 防災グッズ:
- 懐中電灯・ランタン:
- 停電に備え、懐中電灯やランタンを用意し、電池の残量を確認しておきましょう。
- 各部屋に1つずつ置いておくと、停電時でも安心です。
- 携帯ラジオ:
- 停電時でも情報収集ができるよう、電池式の携帯ラジオを用意しておきましょう。
- モバイルバッテリー:
- スマートフォンの充電切れに備え、モバイルバッテリーをフル充電しておきましょう。
- 非常食・飲料水:
- 数日分の非常食や飲料水を備蓄しておきましょう。
- レトルト食品や缶詰、乾パンなど、調理せずに食べられるものが便利です。
- 救急セット:
- 怪我をした際に対応できるよう、救急セットを用意しておきましょう。
- 消毒液、絆創膏、包帯、ガーゼ、はさみ、ピンセットなどを揃えておきましょう。
- その他:
- その他、必要な防災グッズを準備しておきましょう。
- 自治体や防災機関のホームページなどを参考に、必要なものをリストアップしましょう。
- 懐中電灯・ランタン:
- 情報収集:
- テレビ・ラジオ:
- テレビやラジオで、気象情報や避難情報をこまめに確認しましょう。
- インターネット:
- 気象庁のホームページや、防災アプリなどで、最新の気象情報を確認しましょう。
- スマートフォン:
- 緊急速報メールや、自治体からの防災情報メールを受信できるように設定しておきましょう。
- テレビ・ラジオ:
3. 暴風接近時の注意点
- 不要不急の外出は控える:
- 暴風警報が発令されたら、不要不急の外出は避けましょう。
- 強風で飛ばされた物や倒れてきた木などに、巻き込まれる危険があります。
- 窓から離れる:
- 強風で窓ガラスが割れる可能性があるので、窓から離れて過ごしましょう。
- 特に、飛散防止対策をしていない窓ガラスには近づかないようにしましょう。
- 安全な場所に避難:
- 避難勧告や避難指示が出たら、速やかに避難しましょう。
- 自宅が安全でない場合は、近くの避難場所へ移動しましょう。
- 避難する際は、持ち出し袋を持って、落ち着いて行動しましょう。
まとめ
暴風は、私たちの生活に大きな被害をもたらす可能性があります。しかし、事前の備えをしっかりと行うことで、被害を最小限に抑えることができます。この記事で紹介した対策を参考に、暴風に備えましょう。
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